5.デッキプレート敷設(問題1-1)

スチールデッキプレート

デッキプレート敷設で想定される主なトラブル・問題点

分類トラブル・問題内容想定される影響・リスク
1.支持不良プレート下部の梁など支持部材への固定不足コンクリート打設時に沈下・たわみが発生し、スラブ厚の確保ができなくなる
2.固定ミススタッドボルトや釘打ち機での固定が不十分、忘れがあるプレートがずれたり浮いたりして、施工精度の低下や安全上の危険が生じる
3.端部の処理不良デッキの端部が十分に折り返されていない、切断精度が悪い鉄筋のかぶり不足や型枠としての機能不良が起こり、コンクリートの漏れや仕上がり不良につながる
4.ピッチ間隔の乱れデッキと支持部の留め付け間隔が不均等固定強度にバラつきが出て、局所的な沈下や振動が発生するリスクがある
5.継手部の隙間プレートの継手が開きすぎている、重ね不足コンクリートの漏れやクラック発生の原因になり、スラブ強度が確保できなくなる
6.防錆処理忘れ切断部や損傷箇所への錆止め処理がされていない錆の発生により、デッキプレートや鉄筋の耐久性が低下。長期的な構造性能に影響を与える可能性がある
7.安全管理不足敷設中の転倒・転落、未固定状態での作業作業員の落下事故やプレートの落下による重大災害の危険がある

模範解答例 1-1-②(デッキプレート敷設)

特に重点を置くべきと考える品質管理項目及びその品質管理項目について重点を置くべきと考える理由

品質管理項目

デッキプレートの支持部への固定状態の確認

理由

デッキプレートはコンクリート打設時に型枠としての役割を担うため、支持部材(梁等)への固定が不十分であると、荷重によって沈下やたわみが発生し、スラブ厚が確保できなくなる。また、プレートが浮いたりずれたりすることで、鉄筋のかぶり不足や仕上げ精度の不良を引き起こす原因となるため、固定状態の確認は品質確保上、特に重要である。

解説ポイント

  • 型枠・支持構造としての機能に注目
  • プレートの沈下・たわみ→構造性能・仕上がり不良につながる点を明確化
  • 「固定不足=多方面に悪影響」という流れで論理的に展開

模範解答例 1-1-③(デッキプレート敷設)

②の品質管理項目を管理していく上で実施すべき内容

敷設作業では、図面に基づいた支持位置とプレートの寸法を確認し、定められたピッチ間隔でスタッドボルトやピンねじ等を用いて確実に固定を行う。固定完了後は、押え込み状態や接地状況を目視および打診で確認し、不具合があれば即時是正する。また、継手や端部の処理も併せて確認し、施工後の写真を撮影・記録することで、打設時までの品質管理記録とする。

解説ポイント

  • 図面照合+施工基準の順守から始める流れが自然
  • 打診や目視など、現実的な確認方法を記述
  • 記録の保存まで書くことで、品質保証の姿勢を明確に

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1.出題の見直し2年目で出題のパターンが見えた?

令和6年度から記述問題の出題形式が見直され、過去2回の試験を経て、令和8年度で3年目を迎えます。この2年間の出題傾向から、一定のパターンや対策の方向性が見えてきました。本書では、それらの傾向をふまえ、令和8年度に向けた記述対策のポイントを整理しています。

2.過去20年の出題傾向

年度ごとに詳細をまとめました。これをじっくりと分析することで、これまでの流れが見えてくるはずです。さらに、その流れを読み解けば、次年度にどのようなテーマが出題されやすいのかを予測する手がかりになるかもしれません。

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試験対策として過去問を理解することは基本です。そして、令和6年度に第二次検定の見直しが実施されましたがそれでも過去問を捨てることは出来ません。繰り返し見ていると、どういうところが設問として出やすいのか見えてくると思います。そして、2年目で試験の傾向が見えたことから、令和7年度からの解答例数を大幅に増やしました。これに勝る試験対策はありません。

4.構造種別 経験記述例

新築工事において特に重要な、主要構造の3種類(鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)に関する施工例を豊富に取り揃えています。さらに「おまけ」として、新築工事だけでなく改修工事に関する施工例も追加しました。

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過去問データからの施工経験記述対策

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  3. 施工経験記述 過去19年分の本試験解答例
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  6. 施工経験記述 解答参考例
  7. 応用問題が出ても怖くない!一問一答式で対策
  8. 建設副産物・環境問題への対策から経験記述を考える
  9. 施工経験記述の良い書き方・良くない書き方
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