難易度や合格率も気になるところですよね。
一級建築施工管理技士の難易度や合格率は?

難易度や合格率は、国家資格の中ではそこまで高いわけではありません。
専門の予備校に通って特別なテクニックを身につけなくても合格はできますが、一夜漬けで合格できるほど甘くありません。
Q1. 一級建築施工管理技士の合格率はどのくらい?
A. 一般的に、一次試験の合格率は約40〜50%、二次試験の合格率は50〜60%程度とされています。年度や受験者層によって変動があります。
Q2. 一次試験と二次試験の合格率は違うの?
A. はい、一次試験は知識中心の筆記試験で合格率は比較的低く、二次試験は記述・実務ベースで合格率が高めです。
Q3. 合格率が上がる勉強法はある?
A. 過去問を繰り返し解く、試験傾向を把握する、模擬試験を活用するなどが有効です。市販の参考書だけでなく、通信講座や動画講座も効果的です。
Q4. 合格率が低い理由は?
A. 出題範囲が広く、独学ではカバーしきれない場合が多いためです。また、実務経験を問う部分があり、実務に自信がない人には難易度が上がる傾向があります。
直近4年間 第一次検定結果
年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和3年度 | 22,277人 | 8,025人 | 36.0% |
令和4年度 | 27,253人 | 12,755人 | 46.8% |
令和5年度 | 24,078人 | 10,017人 | 41.6% |
令和6年度 | 37,651人 | 13,624人 | 36.1% |
令和6年度「一級建築施工管理技士 第一次検定」の全国合格率は、36.1%という結果になりました。合格者数は13,624人となり、昨年に比べ人数は3,607人増加し、合格率は5.5%減少いたしました。
受検者が増えた理由は、今年度から学歴と実務経験年数にかかわらず、19歳(試験実施年度)以上の全ての者に受検資格が認められたことです。
直近4年間 第二次検定結果
年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和3年度 | 12,813人 | 6,708人 | 52.4% |
令和4年度 | 13,010人 | 5,878人 | 45.2% |
令和5年度 | 14,391人 | 6,544人 | 45.5% |
令和6年度 | 14,816人 | 6,042人 | 40.7% |

記述式の解答では、まず自分なりの答えを、文章で簡潔かつ明確にまとめる力が求められます。
さらに、第二次検定は、第一次検定合格者および1級建築士合格者の第一次検定免除者を対象に実施されていることを踏まえると、一層高い精度での解答が必要となるでしょう。
また、難易度や合格率は次のように推移しています。
加えて、採点における施工経験記述の比重が大きいことに変わりはありませんが、とはいえ施工経験記述以外の問題に対する受験対策も、今後ますます重要になってきます。
受検資格
第二次検定 受検資格 |
---|
【一級 第一次検定合格後】(★1) ・実務経験五年以上 ・特定実務経験(★2)1年以上を含む実務経験3年以上 ・監理技術者補佐としての実務経験1年以上 |
【二級 第二次検定合格後】(★1) ・実務経験五年以上(一級 第一次検定合格者に限る) ・特定実務経験(★2)1年以上を含む実務経験3年以上(一級 第一次検定合格者に限る) |
【一級建築士試験合格後】 ・実務経験5年(特定実務経験1年を含む場合3年)以上 |
★1.「第一次検定合格」については、令和3年度以降の第一次検定合格が対象、また「二級 第二次検定合格」については、令和2年度以前の二級技術検定合格も対象。
★2. 請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者 (当該業種の監理技術者資格者証を有する者に限る)の指導の下、または自ら監理技術者・主任技術者として行った経験 (発注者側技術者の経験、建設業法の技術者配置に関する規定の適用を受けない工事の経験等は特定実務経験には該当しない)
経過措置
経過措置として令和10年までに有効な第二次検定受検票の交付を受けた場合、令和11年度以降も引き続き今までの実務経験でも第二次検定の受検が可能となる「併用期間」となります。しかし、この経過措置期間後、つまり令和11年以降は第一次検定合格後に実務経験(原則として5年以上)を積まないと、第二次検定を受検できなくなります。
第二次検定の受検資格である実務経験が現在ある方や、令和10年度までに発生する方は、令和10年度までに第二次検定を受検しておかないと、第二次検定の受検資格である実務経験がリセットされてしまい、第一次検定合格後に再度実務経験を積まないと第二次検定が受検できなくなります。
令和6年度から令和10年度までの間は移行措置期間として、第二次検定に関しては新旧どちらの受検資格でも受検が可能となっていますので、新旧両方の制度をうまく利用して受検するようにしましょう。
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掲載内容
1.過去19年の出題傾向
年度ごとに詳細をまとめました。これをじっくりと分析することで、これまでの流れが見えてくるはずです。さらに、その流れを読み解けば、次年度にどのようなテーマが出題されやすいのかを予測する手がかりになるかもしれません。
2.今回の見直しで第二次検定の経験記述はどう変わったか?
今回の具体的な変更点や、これにどう対応していけば良いのかについて、この参考書で詳しく解説をしています。また、参考書の効果的な活用方法についても分かりやすく説明をしています。
3.平成18年度~令和6年度の本試験解答例
試験対策として過去問を理解することは基本です。そして、昨年度に第二次検定の見直しが実施されましたがそれでも過去問を捨てることは出来ません。繰り返し見ていると、どういうところが設問として出やすいのか見えてくると思います。
4.構造種別 経験記述例
新築工事において特に重要な、主要構造の3種類(鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)に関する施工例を豊富に取り揃えています。さらに「おまけ」として、新築工事だけでなく改修工事に関する施工例も追加しました。
5.業種別 重点対策問題
受検者には、専門工事業の方が多い現実を踏まえ、この参考書では全17業種にわたる解答例を準備しました。そして、実際の施工現場を想定した具体的で実践的な内容により、各業種ごとの特徴を踏まえた解答を分かりやすく解説しています。
6.一問一答式
試験対策に役立つ解答の「引き出し」として、知識を効率よく整理できる一問一答形式の内容を加えました。そして、この形式では、試験で問われやすい内容を厳選し、要点を簡潔にまとめています。忙しい受検者の方でも、スキマ時間を活用して効率的に学べる工夫を盛り込んでいます。
7.建設副産物・環境問題への対策
建設副産物の適正な処理や環境問題への対応は、建設業界における重要な責任であり、未来に向けた永遠の課題と言えます。そして、SDGs(持続可能な開発目標)を意識した建設活動や、最新の法規制を考慮した実例も収録。これにより、試験対策だけでなく、実務での活用にもつながる内容となっています。
8.経験記述の良い書き方・良くない書き方
同じ内容でも、記述の仕方一つで採点者に与える印象が大きく変わります。さらにこの章では、採点者の視点を意識した「良い記述例」と「良くない記述例」を比較しながら、効果的な表現方法を学ぶことができます。
9.施工経験記述はこの3つ!
施工経験記述の出題傾向を分析した結果、対策すべき課題は3つに絞ることができます。そして、これら3つのテーマごとに、出題ごとの解答の注意点や重要な記述のポイントをまとめています。この章を読み込むことで、施工経験記述の対策は万全です。
10.令和7年度予想問題 鉄骨(S)造・鉄筋コンクリート(RC)造
令和6年度は「鉄筋コンクリート(RC)造の合理化」でした。これまでの流れで考えると、令和7年度は「〇〇造の〇〇〇」。この章では鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨(S)造での品質管理・合理化・環境管理それぞれ6パターンでの設問と解答例を考えてみました。ヤマを張ることはオススメ致しません、しかし対策は必要です。
過去問データからの施工経験記述対策
- 過去19年の出題傾向
- 見直しで施工経験記述はどう変わった?
- 施工経験記述 過去18年分の本試験解答例
- 構造種別 施工経験記述例
- 業種別 重点対策問題
- 施工経験記述 解答参考例
- 応用問題が出ても怖くない!一問一答式で対策
- 建設副産物・環境問題への対策から経験記述を考える
- 施工経験記述の良い書き方・良くない書き方
- 独学でも出来る!施工経験記述はこの3つ!
応援サポート教材(有料)
最新の施工経験記述対策メニュー
1.鉄骨造パターン
2.鉄筋コンクリート造パターン
二次試験へ向けて有効活用致しましょう♪
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