設問2-①
品質管理活動の内容及びそれを協力会社等に伝達する手段又は方法
鉄骨建て方においては、柱の建入れ精度および仮ボルトの本数・締付け状態を重点管理項目とした。作業前には建方施工図と建入れ基準をもとに職長会議を実施し、必要な精度や確認ポイントを口頭と資料で説明した。また、実作業ではリーダーと同行し、測定方法や仮固定の手順を直接指導することで、協力会社に理解を徹底した。
設問2-②
①の品質管理活動によってもたらされる良い影響
建入れ精度が安定し、構造体の垂直精度や剛性が確保されたことで、以後の躯体工事や仕上げ工事との取合いも良好となった。また、仮ボルトの不備による危険作業や是正作業が発生せず、安全かつ効率的な施工が実現できた。