令和6年度から記述問題の出題形式が見直され、過去2回の試験を経て、令和8年度で3年目を迎えます。この2年間の出題傾向から、一定のパターンや対策の方向性が見えてきました。本書では、それらの傾向をふまえ、令和8年度に向けた記述対策のポイントを整理しています。

見えてきた出題パターン(問題1)
1.工事概要があらかじめ示される
記述内容は、その工事概要に沿って考察・記述
昨年:RC 造の建物、今年:S 造の建物 → 毎年変化の可能性あり
2.設問1-1:品質管理 or 合理化が交互に出題
令和3・5・7 年:品質管理
令和4・6 年:合理化
→ 交互パターンの傾向はかなり明確
3.設問1-2:組織的な活動(品質管理・安全管理など)
毎年似た構成で出題され、比較的準備しやすい
4.今後の予想と対策
・出題テーマは「ローテーション化」している
→ 過去問分析が非常に有効
・工事概要に応じた柔軟な対応力が求められる
→ 複数構造・工法に対応した模範解答ストックが重要
・施工管理技士の本質が問われる
→ 「なぜこの管理が必要か」を自分の言葉で説明する力が必要
この参考書の狙い
見直しで施工経験記述はどう変わった?
本参考書は、一級建築施工管理技士試験の中でも特に合否を分ける重要な「施工経験記述」の対策に特化しています。従来の試験では、自分の経験を正確に整理し、的確に表現する能力が求められていました。しかし、試験形式の変更に伴い、提示された課題や状況に対応する力も必要となっています。
本書の最大の狙いは、以下の点を実現することです:
- 豊富な施工例を提供し、多様な状況に対応する引き出しを増やす。
- 自分の経験を整理し、試験に応じた適切な表現力を磨く。
- 実践的な問題演習を通じて、試験本番での応用力を身につける。
この一冊を通じて、受検者の皆様がどのような問題にも柔軟に対応できる「自信」と「準備」を手に入れることを目指しています。
この参考書の利用方法
豊富な施工例を読み込み、引き出しを作る
- 施工例を一つ一つ丁寧に読み、そして自分の経験や知識と照らし合わせて理解を深めてください。
- ポイントとなる課題や対策の記述方法を学び、試験で使える表現を蓄積しましょう。
実務経験を整理してカスタマイズする
- 本書に掲載された例を参考に、そして自分の経験を整理し、試験のテーマに沿った記述を作成してください。
- 表現の工夫や構成の調整を行い、試験に最適化した自分だけの「模範解答」を準備します。
シミュレーションで解答力を強化
- 本書に掲載された練習問題を使い、実際の試験を想定したシミュレーションを行いましょう。
- 書くだけでなく、時間を計りながら本番を意識した練習を重ねることで、スムーズに回答する力が身につきます。
繰り返し見直してブラッシュアップする
- 完成した答案を繰り返し見直し、表現の改善や要点の補強を行いましょう。
- 模範解答を作り上げた後も、試験直前まで何度も復習し、自信を持って本番に臨めるようにしてください。
この参考書は、単なる知識提供に留まらず、実務経験の活用方法を的確にサポートします。そして、合格を掴むための最強のパートナーとして、ぜひご活用ください!




